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「最高の人生の見つけ方」 監督/ロブ・ライナー 

実際……余命を宣告されて、それが割といい歳で、だけど平均寿命からしたらまだもう少しは生きられるという歳に、くっきりと線を引かれた時、自分だったらどう感じ、考え、行動するんだろう?
二人とも、すごいくっきりさっぱりあっさり飲み込んだところが印象的。
これって国民性なの?
それともあの二人だからなの?
アメリカ人でも多分、死に対する恐怖に打ちのめされちゃう人だっていると思うんだけど。
だけど、それはさておいて、そのはっちゃめちゃぶりが……いいっす!(T▽T)
割れ鍋に綴じ蓋……とは違うか、二人のコンビがいい具合に凹凸コンビで!
あんたら、何て最高タッグなのーと笑いつつ、少し、泣きつつ。
だけど、それほどお涙ちょうだいとは私は思わず……。
けれど、最後の最後に思わずほろりと来てしまったのは、最後の山に登っていたのが・・・だったこと。(ネタバレのため自重)
この時に友達ともどもグッときましたよ(;;)
あんだけねぇ、悪態ついていたのにねぇ。
なんか、なんか、やっぱりグッと来ました。
金の問題どうこうでないと思う。
だってそれ以前から義務以上の感情をところどころに見せていたと思いますし。
そういうのもまぜこぜになって、ゴーグルを取った、あの時の笑顔に、……グ、ググッっと(涙)
あー……いい映画でした……、泣ける映画、というより、いい映画。

でも、余談ではあるんですが、コピ・ルアック云々については、あれ?と。
友達も私も、コピ・ルアック云々は知識があったので、知っていて飲んでいるんだろうと思っていたんですよ。
というか、そもそもコピ・ルアック自体がそんなに認知度ないし、知る時はその由来も一緒に知る、ことが多い気が。
珈琲好きの人には違うものなんかなぁ?
ちなみに私は「かもめ食堂」で初めてその存在を知りました♪
けど、イナゴの佃煮とかもバリッといける奴なんで、別にオエ~とかしなくてもいんじゃーん?などとも思ったり。
…とかいいつつ、いざ自分が飲むことになったらしり込みするのかなぁ。

……わからない!(笑)

「最高の人生の見つけ方」 (The Bucket List)
【出演】
ジャック・ニコルソン
モーガン・フリーマン
ショーン・ヘイズ

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「西の魔女が死んだ」 監督/長崎俊一 

原作がとても大好きだから、とても期待していた。
小説を読むとき、出てくる人に対しての想像はあまり固めない方。
どんな顔立ちしているか、声をしているか、雰囲気をしているか……。
書かれてあるそのままに受け取るけれど、自分の中で固定化するまでは膨らませない。
だから、映像化してもそれほど違和感は感じない方だと思うんだけど、それでも原作の空気とはちょっと違うなーという違和感はやっぱり感じたりもする。
今回の映画はおばあちゃん役のサチ・パーカーさんは、違和感はなく、かえってあまり固まっていなかったおばあちゃんのイメージがかたまったくらいでした。
だけど、音……効果音や音楽、無音の使い方が……なんか、ちょっと……、せっかく綺麗な映像を撮っているのに魅力を半減させているというか……(って、言いすぎ? 汗)。
妙に一昔前の邦画を思い出させる雰囲気で、正直少し残念でした(;;)
それと、まい役の高橋真悠さんも……、仕方ないんだけど、やっぱり違うかなぁ。
こういう役が演じられるのって、同じ感性を持っている子か、人生経験も役者経験も豊かな役者さんかのどちらかじゃないかなぁ。
それでも懸命さはひしひし伝わって、とても好感をもてました(*^-^*)

…独特の世界観のこういう話を撮るのは難しいだろうなぁ。
作者さんと感受性の方向が合っていて、しかもすごく強い感性の持ち主……だったとしても、映像化するに当たって色々な人の手を渡るうちに描いていた形とは離れていくんだろうから……。
そう考えると、がっかりはしちゃったけれど、やっぱりよく出来ているのかも!
色々考えられるので、原作を好きな方は一度くらいは観てみてもいいかと思います~。

……余談ですが、色々考えながら見て、見終わった後のエンドロールに流れた音楽。
ゲド戦記で歌っていた手嶌葵さんなんだなーと、ぼーっと見ていたら、あ、あああ!!Σ(゚□゚;)
す、すみません、ゲド戦記でも挿入歌の作詞・作曲は新居昭乃さんという方だったんですが、今回のエンディングも彼女の作詞・作曲で…!・゚・。 ・゚・(ノД`*)・゚・。・゚・
もう、これだけでイイ! すごくイイ映画!! イイ!!!(≧∇≦)b
な~んて手のひら返してしまったのでした。
なんちゅー…。

【出演】
サチ・パーカー 高橋真悠 りょう
大森南朋 木村祐一 高橋克実

「ザ・マジックアワー」 監督/三谷幸喜 

三谷さんの作品がすごいなぁと思うのは、出演者の一人一人がすごく濃くて、見終わった後も名前を見たときに「あの時に」と思い浮かべやすい事。
あれだけの人数が出ていて尚、キャラが立っているのってやっぱりすごい!!
だけど前作の「有頂天ホテル」と違って、今回はまったりスタートという印象でした。
こまかな笑いポイントはちょこちょこ入るんだけど、全体的に笑いのツボがちょっと中高年向けだった気もする……。
(というか、周りのお客さんの熱が中高年の方が高かった感じ……?)
たくさん笑えたし面白かったんだけど、有頂天ホテルが大爆笑だっただけに何だか惜しい感じがするのがもったいない、かも( ;´・ω・`)
だから宣伝しすぎって叩かれちゃったんかなー……とか余計な事を考えていたエンドロールでした。
うーん、我ながら最低な観客かも(=TωT)

【出演】
佐藤浩市 妻夫木聡 深津絵里 綾瀬はるか 西田敏行
戸田恵子 寺島進 小日向文世 伊吹吾郎 浅野和之 etc

「エコール」 監督/ルシール・アザリロヴィック 


基本的にネタバレしない方向で感想を書いているのですが、この映画に関してはネタも何もばらしようがないということで、存分に書いてしまいます。
とりあえず、起承転結は期待しない方がいいです……だって、フランス映画だもの。
私の「フランス映画」のイメージって、のたーっと始まってぼやーっと終わる、イメージ。
全部が全部ではないけれど、でもどこかしらそういうイメージを引きずっているというか。
ひと言で言えば「分っかりにく!」ってことですが。
何はともあれ、この作品もそのひと言に尽きるので、物語は期待しない方が良いと思います。
だけども、好きなんです、この作品。
すごく幻想的な情景描写が綺麗に描かれているんですよ。
若緑の森林の中で白い衣服をまとった少女達がバレエの練習や戯れる姿。
暗闇に一定間隔に並ぶ街灯、その光に断続的に映し出される二人の少女の後姿。
色がほとんどついていない年頃の女の子達が集まって生きる姿は、それだけでどこかおとぎ話めいている、というのを映像にしたら、こんな感じかなぁ?と。
そのあまりの無垢ぶりに、はらはらする部分もあるのだけど(というかこれ、一瞬ロリコンが作ったんじゃなかろうな……とか疑ったりもしたんだけど…すんません)。
それと、バレエのシーンはあまりのお粗末さで…どうかと、思ったけれど……いや、いいのかな、それも、少女だから。(か?)
よく分からないや、バレエファンでもないからこだわらないです。
意味は全く分からないから、原作を読まないとダメかな。
でも、物語は分からなくても、その儚いような、幻想的なような少女達の情景を、時折観たくなりそうな作品でした。
……関係ないけれど、先月頃から宣伝されている某女性用品CMは、もろこの映画のなぞりだと思いました。
あれも綺麗だよね。森林の中の白い女性ら。

【出演】
ゾエ・オークレール
ベランジェール・オーブルージュ
リア・ブライダロリ
マリオン・コティヤール

「犬と私の10の約束」 監督/本木克英 

原作は読みましたが、そのままの雰囲気でしたね~。
ただ一つ違うかなと思ったのは、父親役の豊川悦司さん。
私のイメージだともっと外見からお堅くて、融通きかない不器用な感じが強かったです。
その方が、大学病院を辞めてからの生き方が映えるかなと思うし。
豊川さんだと最初からちょっとざっくばらんすぎたかなぁ。
でも、それはそれでとてもいい味が出ていたので、無問題。

犬と生きるって、難しいなぁと思います。
最近、犬のトレーナーをやっている人の本を読んでから、犬の飼い方……というか、一緒に暮らすことについて考えを改める部分があったので。
その方は、犬は屋外でなく屋内で飼う方が断然いいという考えで、それは読んでいてすごく納得できることでした。
でも、どこかで昔からの考え方で、犬は人と切り離して考えるもの、屋外で飼うもの、と思う部分もあって。
どっちが正しい、ということではないと思うんだけど……。
だけど、どっちの道を選んでも、やっぱり犬の気持ちを推し量って生きるのは難しいだろうなという事。
なんのかんので、言葉が話せない分、話せる側の人間の都合が先行されてしまうんだろうなぁと思って。
ただ、それに従うしかない彼らの、それでも真っ直ぐな視線を見ると、切なくなってしまいます。
犬はとてもとてもとても大好きだけど、やっぱり難しいなぁ……。
ただ、「犬の十戒」は、そうして犬と暮らす、あるいは猫と暮らすということに対して、どうも無頓着・無神経に過ぎる方(少なからずいると思うのですが)に少しの考える「材料」になるんでは……と。
いや、なってほしいな、とつくづく思いました。

…最後に、ジローの四角頭は最っ高!!

【出演】
田中麗奈 加瀬亮 福田麻由子
池脇千鶴 ピエール瀧 笹野高史
高島礼子 豊川悦司

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